日本モデリスト協会・2014新春セミナーとパーティーのご案内

スーツが秘める物語
―西洋における男性服の変遷とその背景―

本年度総会後の記念講演で大好評を得、紳士服関係の第二弾をという皆様の熱い要望にお応えし、今年度からのスタートの新規企画「新春セミナー」は、再度中野香織講師に講演頂くことに致しました。
講演内容としては16世紀から19世紀までの男性服の歴史を辿り、「男らしさ」や「権威」は、どのような表現の変遷を辿ってきたのか。その歴史の名残は現在のスーツに、どのような形で残っているのか。さらにスーツの各パーツや着こなしのルールの起源等々、男性服にまつわる様々な意味とその背景を、その時代の女性服をリンクさせつつビジュアルを交えて、たっぷりと解説して頂きます。語れる技術者として技術そのものへの造詣は当然として、歴史やルーツに関する薀蓄が語れることも大切でしょう。多数のご来場お待ちしています。

講師プロフィール

中野香織　
エッセイスト・服装史家・明治大学国際日本学部特任教授 東京大学大学院修了。英国ケンブリッジ大学客員研究員などを経て文筆業に。 過去2000年分の男女ファッション史と現代モード事情に関して幅広い視野から研究、執筆、レクチャーを行っている。
著書に『モードとエロスと資本』（集英社新書）、『愛されるモード』（中央公論社）、『ダンディズムの系譜　男が憧れた男たち』（新潮選書）ほか多数。 訳書にエイザ・ブリッグズ『イングランド社会史』（共訳・筑摩書房）、ジャネット・ウォクラ『シャネル　スタイルと人生』（文化出版局）、アン・ホランダー『性とスーツ』（白水社）など。『英和ファッション用語辞典』（研究者）の監修も行う。
現在「読売新聞」、「サライ」（小学館）「まんまる」（北日本新聞）、「マグナカタル」（ヴィレッジブックス）、「メンズプレシャス」ウエブサイト（小学館）にて連載をもつほか、「リシェス」「ＧＱ」、「ＷＷＤマガジン」「クロワッサンプレミアム」など多媒体に寄稿。

・申込書にご記入の上FAXにてお申し込みください。メールでも結構です。

◆申込先（日本モデリスト協会）
〒162-0822　東京都新宿区下宮比町2−28　飯田橋ハイタウン412号
電話（03）5261・7071

FAX　03-5261-7075