
後援・経済産業省
今年で8回を迎える日本モデリスト協会恒例の技術研修会は、今までとは大幅な変更を試みることにしました。「実演を見る」、「講習を聴く」というスタイルを変えて、受講者全員による「実技体験」というプログラムです。
題して『きょう1日、職人体験』。改めて述べるまでもありませんが、本協会のキーワードは「パターンと縫製のマッチング」です。技術面の知識、理論の習得と同時に、自ら手を動かして、実体験としての縫製を、部分的ではあれ実感して頂きたいというのが今回の主旨です。
当然限られた時間、大がかりな内容で組み立てることは不可能ですが、幾つかの部分縫いを通し、「モノ作りの楽しさ」の感覚を呼び戻すとともに、その大切さを改めて再認識する機会となればと願っての企画です。
具体的には『JNMAニュース』に随時掲載してきた「モデリストの引き出し」から3つの内容を選択しました。受講者の方全員に、各々3つの部位のパターンと部分縫製の実体験をして頂きます。講師はそれぞれのテーマ毎に運営委員が責任者として担当、他の運営委員全員もサポートに当たります。会場は文化服装学院生産管理実習室、ミシンやアイロン等の設備も充分、時間内に全プログラムの消化が可能です。
教える、教わるという関係から、共に実技を通し共通の認識を醸成、パターンが苦手、縫製が苦手等々の思い込みを払拭できる機会になることと感じます。本協会ならではのユニークな技術研修会、会員各位のふるっての参加をお願いいたします
PART-1温故知新・揉み玉ポケットと松葉閂
柴山登光 ニュースVol.8
昔の紳士注文服に見られたチケットポケット、3mm巾の極細玉縁です。最近はレディースのJK裏仕様のアクセントとしても注目されています。構造的に両端は断ち切り、従ってその部分を隠す為、手仕事の松葉閂を組み合わせます。機械では出来ない繊細で緻密な職人の仕事を体験しましょう。
PART-2小パーツなのに曲者・フラップ作り
稲荷田征 ニュースVol.34
何とも小さなパーツですが縫製の難しさは折り紙付き。丸みに沿って角先も跳ねることなく落ち着かせるのは至難の業です。現場はパターンシーマ全盛ですが、原点に返り基本的な作りを体験しましょう。
PART-3折り紙感覚の発想・マシンメイドの額縁
小倉万壽男 ニュースVol.43
ベンツやスリット裾の額縁始末、折り紙的発想で考えると意外な展開。裏地角先と額縁線を一致させ縫い残し無しのオールマシーンメイド縫製です。工業パターンと併せて簡便な作りを体験しましょう。
技術研修会概要
日時 |
2008年11月29日(土)
午後1時~5時
午後5時半~7時(懇親会) |
会場 |
文化服装学院・生産管理実習室【B-011教室】 |
参加費
正会員 |
¥8,000 |
協力会員 |
¥8,000 |
一般 |
¥10,000 |
学生 |
¥3,000(学生会費は懇親会費を含まず) |
※縫製に関しては裁断用品を全員分用意、また後日の復習が可能なように詳細なレジュメを配布いたします。なお当日は指ヌキ、縫い針(メリケン8~9番)、目打ち、筆記用具等をご持参願います。
申込書 にご記入の上FAXにてお申し込みください。
FAX 03-5261-7075
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